のんびりダイアリー

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この方法が数百年来使われてきている

月数回、固定した押し手で便座から落下した排泄物を太陽熱集積装置のついた中間処理槽へ押し込む。費用は太陽熱集積装置とプラスチック製組立便座を合わせて164ドル。3大小便分離式脱水トイレイエメンアラビア半島南部の都市の伝統的な家は、5階から9階の高層住宅に大家族で住む。それぞれの階に1?2カ所のトイレ付きバスがあり、その横に垂直のシャフト(吹き抜け空間)がある。小便とお尻を洗った水はその壁を伝って落ちるあいだにあらかた蒸発。大便はシャフトから落下し、地上の貯槽に溜められ、溜まった大便は公衆浴場の屋上で太陽熱乾燥され、湯を沸かす燃料として利用される。イエメンではこの方法が数百年来使われてきている。多槽・回転式堆肥化トイレ(ノルウエー)北欧には伝統的に大小便分離利用の考え方があるが、れはその考え方を製品化したもの。1972年に開発されて以来ノルウェーアメリカで3万台以上製造。便器に直結する円筒の内部タンクと、地下に貯溜槽としての外部タンクからなり、貯溜槽は4つの槽に分かれ回転するようになつている。1つの槽が満杯になると次の槽に回転させる。固形分は堆肥化が進み、水分は内部タンクの穴から外部タンクに入り、そこで蒸発するか外の蒸散槽に排出される。